添加物はなぜ必要なのか?

消費者にとってみれば添加物なんて安全のためにはなくすべきだと思うでしょう。 ですが、企業にとって添加物は必要なものなのです。

まず保存料、酸化防止剤、防カビ剤です。

これは消費者の安全のためにも必要な添加物です。 近代の流通社会では、これ抜きでは遠くに食品を運ぶことなどできなくなってしまいます。 食品が痛んでしまっては、消費者も困りますよね。

次に甘味料、着色料、増粘安定剤についてです。

これは企業にとって必要な添加物です。 これらの添加物を使わないと美味しくない、きれいでないといってあまり売れないのです。 これらの添加物は本来消費者にとって不要なものです。しかし添加物がないと売れないというのは私たち消費者の責任でもあります。

添加物を摂りたくない人は甘味料、着色料などの不要な添加物が入っている食品を買わないようにするのがよいと思います。 必要で仕方が無い添加物と、不要な添加物の区別をしっかりすることが必要です。

参考図書

食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物 (だいわ文庫) 食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物 (だいわ文庫)