遺伝子組換えのメリット

遺伝子組み換えのメリットとして農薬の使用量の減少、食料の生産量の増加があります。

農薬の使用量の減少は、遺伝子組換えによって耐虫性植物をつくることで起こります。 植物自体に殺虫効果を持たせるわけです。

生産量の増加は、病気、害虫に強い物をつくることで作物がダメになってしまうことを防いだり、除草剤に耐性をつけることで、雑草の除草が除草剤をまくだけで容易に行えたり(除草剤をまいても作物は枯れない)、収穫量が多い作物を作ったりすることによります。

いま世界で食料不足が叫ばれている中で、遺伝子組換え技術はそれを解決する1つの方法です。 ですが後に書くように、デメリットもたくさんあります。 安全性と食料不足どちらをとるのが人類にとって正しいのか、判断するのはとても難しいです。

参考図書

遺伝子組換え植物の光と影遺伝子組換え植物の光と影
山田 康之,佐野 浩

学会出版センター
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